【保存版】石垣島の歴史的スポットとおすすめ体験ツアーを徹底解説

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石垣島というと、透き通る海や南国のグルメを思い浮かべる方が多いかもしれません。

実は石垣島には、数百年ものあいだ大切に受け継がれてきた歴史や文化が息づいています。

琉球王国時代から続く長い歴史や、独自の文化を色濃く残した魅力的なスポットが点在します。

「せっかく行くなら、観光だけじゃもったいない」「写真だけじゃなく、心に残る思い出が欲しい」

そんな方に向けて、この記事では石垣島の歴史をたどれる文化財や、歴史と自然を一緒に感じられる体験ツアーを詳しくご紹介します。

いつもの旅とは一味違う目線で、歴史をめぐる旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事でわかること
  • 石垣島の歴史的背景について
  • 見逃せない歴史スポット6選
  • 自然と文化を体感できる人気ツアー

記事の監修者

この記事の監修者

浜 佑介

マリンサービスサンフィッシュ石垣島を運営

  • 石垣島と宮古島でマリン会社経営
  • ガイド歴17年 PADI インストラクター
  • 初心者のガイド累計10,000人以上

【インタビュー実績】

石垣島のプロフェッショナルとして、旅を楽しみたい人にさまざまなツアーを提供しています🙋

目次

石垣島の歴史を深掘り!琉球時代から現代への軌跡

石垣島の現在の魅力は、長い年月を経て形づくられてきた歴史と文化に支えられています。

ここでは、琉球王国の時代から現代に至るまで、島がどのような歩みをたどってきたのかを解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

琉球王国と石垣島のつながりとは?

石垣島が琉球王国の一部になったのは、15世紀ごろ

当時の琉球王国は、沖縄本島だけでなく周辺の島々も支配しており、八重山諸島にあたる石垣島もその中に含まれていました。

王国は、島々から年貢や人頭税(一人ひとりに課せられる厳しい税金制度)を集めることで国を支えていました。

こうした制度のもとで、島の人たちは農業や工芸を発展させながら、王国に貢献していたのです。

言葉や建物、祭りなどにも琉球の影響が色濃く残っています

たとえば、今も残る「赤瓦の屋根」や「石垣を使った家づくり」はその名残であり、島の伝統文化の一部になっています。

現代の石垣島の暮らしや文化の土台は、この琉球時代に築かれたものが多く、そのつながりは今もあちこちで見ることができます。

戦後の石垣島で起きたこと

第二次世界大戦後、石垣島はしばらくの間、アメリカの統治下に置かれていました。

沖縄本島と同じく、戦争によって物資が不足し、島の人たちは食べ物や薬が手に入らず、とても苦しい生活を強いられていたのです。

その後、道路や港の整備が進められ、少しずつ生活は落ち着いていきます。

1972年には沖縄全体が正式に日本へ復帰

観光業が発展し始めたのもこの頃からで、現在のような人気観光地へと成長していきました。

今に受け継がれる島の文化や暮らし

石垣島では、昔から続く文化や風習が今も大切に守られています。

たとえば、お盆の時期に行われる「アンガマ」という行事では、仮面をかぶった人たちが各家庭をまわって祖先を供養しながら踊ります。

このような伝統行事は、家族や地域のつながりを感じられる貴重な時間です。

また、民謡や三線(さんしん)といった音楽文化も健在で、観光客向けのステージだけでなく、地元の集まりでも自然と演奏されることがあります。

昔ながらの赤瓦の家や、サンゴの石垣が残る集落も多く、街を歩くだけでどこか懐かしい雰囲気が漂います。

こうした風景や暮らしぶりが、石垣島らしさを今も伝えているのです。

石垣島には琉球王国時代の名残が今も多く残っている

石垣島の歴史を感じる文化財・スポット6選

石垣島の街を歩くと、あちこちに歴史を感じさせる建物や風景が残されています。

ここでは、当時の暮らしや出来事を身近に感じることができる文化財や史跡を厳選してご紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

八重山博物館(やえやまはくぶつかん)

石垣市の中心部にある八重山博物館は、島の歴史と文化を深く知るのにぴったりの施設です。

展示内容は先史時代から現代に至るまで幅広く、民族衣装、農具、船、古文書など実物資料が充実しています。

建物自体は1972年に開館しており、旅のはじめに訪れると、そのあとの観光がより深く楽しめるはずです。

スポット名八重山博物館
開館時間/拝観時間9:00〜17:00(入館16:30まで)
料金大人200円/学生100円/小学生以下無料
駐車場有(館前後に無料駐車場あり)
定休日月曜、祝日、年末年始
アクセス市中心部、バス停すぐ

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